
当社株式会社JMFは、株式会社ハラサワの兄弟会社として202X年に設立されました。
株式会社ハラサワは1946年の創業以来、東京都荒川区にて金属加工を営む町工場を経営してまいりました。最初はブリキのおもちゃなどを製造するプレス業として、その後、日産の“ひ孫請け”会社として自動車のマフラー部品製造を行ない、バブル期には業績を伸ばしました。しかし、1999年のゴーン・ショックで日産より売上の7割を5年かけてカットすると通告されたのです。
その後、生き残りをかけて、径や長さ、厚さが自由に設定できる規格外金属パイプの専門メーカーとして自立すべく、大卒新卒の採用を20年以上続け、社員みなが生産作業はもちろん、営業や事務、採用などの会社のすべての業務ができるように育成する体制を構築して今に至ります。
社員にはパソコン・スキルなども徹底して教え、社内の生産管理システムも社員で構築したり、自社のホームページを用いた集客なども社員がプロジェクト・チームとして行ない、毎月10件近いお引き合いをホームページを通じていただくに至りました。図面はPDF化し、タイムカードも今は社員のスマホの中に納まりました。
そうした中、弊社社長の原澤勝義が地元などの知り合いの社長に尋ねてみると、こうしたIT活用が全くできていない町工場がたくさんあることが分かりました。
私達も既成のシステムは高い上に自社に合わないことをよく知っています。製造の現場の苦労も毎日やってよく分かっています。残業や有給管理の面倒さや納期管理の厳しさも知っています。そんな私達がハラサワ社の中で行なってきたことを、小さな町工場のいろいろな現場で実現できないだろうかと考え至って、弊社JMF(Japan Manufacture Facilitate)は設立されました。